令和3年度新規就農青年等研究活動支援事業の実施経過について

この取り組みは、新規就農者の創意工夫をこらした研究活動を支援するもので、当該年度に行われる激励会において、その助成金を授与しています。
今年度は、33名の方に取り組んでいただきました。事業に取り組まれた方の今後の経営に少しでも役にたてれば幸いです。

令和3年度の激励会は新型コロナウィルス等の関係から開催を残念ながら断念しました。
そこで、事業に取り組まれた新規就農者を代表して松江市のAさまに当公社の島田理事長から助成金を手渡しで授与させていただきました。

       

激励金の贈呈にあたっては、令和4年の3月11日にAさんの農場にて行いました。
Aさんは、120aのほ場でキャベツを栽培しています。この日は、雪を冠した大山も見えるほど好天でした。

この事業に取り組まれた新規就農者方に、経営の内容、就農の動機経緯、経営の信念目標、これから就農する人へのアドバイスをお聞きし「しまね・農業人」という冊子を作成しています。内容の一部をご紹介します。

また、激励会では、先輩農業者を代表して津和野町のIターン農業者 田中海太郎さんに来場いただき、「農村地域での生活やコミニュケーションで心がけていたこと」等のお話をしていただくこととしていました。予定していた講演内容の主旨を下記の資料にまとめていますので是非ご覧下さい。

令和3年度新規就農青年等研究活動支援事業 講演主旨資料

「まず人と会って仲間を作るべし」「農業生活に楽しみをみいだして」UIターン等により島根県で新規参入で農業を開始された皆さんへのアドバイス。農村で信頼関係を築くことの重要性を伝えたい。何でもこなす農家(百姓)はかっこいい。今なお憧れが続いていて、みなさんにもそれを楽しんでほしい。(資料より引用)