新しく農業を始めるということは、新たに事業を開始するということであり、自分が将来「どこで、どんな農業をやるのか」といった意志を固めることが大事です。また、ひとくちに農業を始めるといっても様々なスタイルがあります。本格的に就農して農業で生計を立てたい、農業の収入と他の仕事の収入で生活したい、田舎暮らしと家庭菜園がしたい・・・etc。

「自分で経営したい」という独立志向の方は自ら経営する自営就農を目指すことになります。「組織に雇われていた方が安心」という方は農業法人等への就職を目指すことになります。

ここでは、自営就農をしようとする場合について説明します。

なお、農業で生計を立てることは簡単なことではありませんが、就農者を支援するために様々な支援制度があります。それについては後で(6新規就農支援策)触れています。

4-1. 就農計画の作成
本格的に就農しようとする人に対しては、就農計画の認定制度が設けられており(認定された方を認定新規就農者といいます)重点的に支援をしています。
就農計画の主な要件は次のとおりです。

専業的に就農すること(年間150日以上農業に従事)
所得目標が概ね280万円以上(地域により250万円)
就農計画達成に必要な知識・技能を有すること(研修計画)
目標達成の見込みが確実であること
この就農計画の作成にあたっては、県農林振興センターや地域農業再生協議会等がお手伝いをしています。

相談窓口はこちら・・・県農林振興センター等、地域農業再生協議会等
4-2. 農業研修
農業技術習得の研修をしたい方には、島根県青年農業者等育成センター(就業プランナー等)、県農林振興センター、地域農業再生協議会等が情報提供いたします。通常は、就農相談や就農計画の相談をする中で、必要な研修や研修先が明確になっていきます。

◯県の研修施設
・島根県立農林大学校
・学生募集(社会人推薦入試有り)
・担い手育成研修
◯県以外の農業研修に関する情報
・市町村での体験研修情報
・全国新規就農相談センター
・島根県研修受入認定農家

4-3. 就農準備
就農準備に必要な情報は、各地域の担い手育成協議会に御相談いただくと、関係機関と連携して助言いたします。特に農地は、就農計画の具体化とともに場所や規模が明確になってきますので、就農計画の相談を通じて確保を考えましょう。真っ先に農地確保を考える必要はありません。

「半農半X」情報
各市町村の地域営農情報(島根県農業経営課「新規就農のページ」)
・農地を取得したい・借りたい<((公財)しまね農業振興公社の農地中間管理事業情報)
・干拓農地情報((公財)しまね農業振興公社の干拓農地情報)
・市町村情報
・住宅情報
  UIターン住宅情報ポータルサイト((財)島根県建築住宅センター)
  空き家情報((公財)ふるさと島根定住財団くらしまネット)

4-4. 就農
島根県では、認定新規就農者に対して就農後の生産技術・経営方法に関する指導等には、県の農業普及員、地域農業再生協議会、研修受入農家等が一緒になって対応しています。

また、農地の確保、住宅の確保、農業用機械・施設の取得整備等について県、市町村及び地域農業再生協議会等で支援を行っていますのでお気軽に御相談ください。