新しく農業を始めるということは、新たに事業を開始するということであり、自分が将来「どこで、どんな農業をやるのか」といった意志を固めることが大事です。
ここでは、自営就農に向けた計画作成や支援制度のご紹介をします。

◯就農計画の作成
本格的に就農しようとする人に対しては、就農計画の認定制度が設けられており(認定された方を「認定新規就農者」といいます)重点的に支援をしています。
就農計画の主な要件は次のとおりです。

  • 専業的に就農すること(年間150日以上農業に従事)
  • 所得目標が概ね280万円以上(地域により250万円)
  • 就農計画達成に必要な知識・技能を有すること(研修計画)
  • 目標達成の見込みが確実であること

※この就農計画の作成にあたっては、県農林振興センター(普及員)や地域農業再生協議会(市町村、JA等)がお手伝いをしています。
相談窓口はこちら・・・県農林振興センター、市町村等

◯就 農
島根県では、認定新規就農者に対して就農後の生産技術・経営方法に関する指導等には、県の農業普及員、地域農業再生協議会、研修受入農家等が一緒になって対応しています。

また、農地の確保、住宅の確保、農業用機械・施設の取得整備等について県、市町村及び地域農業再生協議会等で支援を行っていますのでお気軽に御相談ください。

【参考】主な作物別経営収支の目安